10周年記念スペシャルコンテンツ
10年を振り返る対談企画や101メンバー同士での座談会の様子などを随時更新!
エンジニア座談会
今回は101designのエンジニア3人の座談会の模様をお届けします!
フロントエンド エンジニア長谷川駿
テスター村上良哉
フロントエンド エンジニア楠本哲生
どうしてエンジニアになったの?
村上:正直、あまり覚えていないんですけど、元々Web制作の仕事をしていたこともあって、そこからの流れみたいな感じですね。
楠本:僕も似たような感じです。前職の会社で通販をやっていて、LPなんかの制作をしていたんですが、もっと便利にしたいなと思って、JavaScriptを書き始めたのがスタートでしたね。長谷川さんも元々制作系でしたっけ?
長谷川:僕は前職が101と同じような感じで、WordPressでLPやWebサイトを制作するような仕事をしていましたね。
楠本:そうなんですね!じゃあ本格的にReactなどを書き始めたのは101に入ってからということですか?
長谷川:そうですね、僕も101に入社してから実務で初めて経験しました。
楠本:なるほど。じゃあ、「絶対にエンジニアになりたい!」と志してやってきたというよりは、いつの間にか方向性がエンジニアに寄っていったという方が多いのかもしれませんね。
エンジニアの面白さとは?
楠本:僕は元々ものづくりや工作が好きだったので、その延長線でやっている感覚があります。コードを書いて、使えるものができあがっていく過程は非常に楽しいですね。
村上:バグを見つけるのは面白いです。テストをするときはごめんなさいって思いながらも、楽しくやっています。
楠本:そうなんですね(笑)普段、SlackでエンジニアからGitHubのプルリクエストの通知がポンポン届く中、村上さんがIssueを立てましたっていう通知がくるとドキッとしますね。つまりバグがあったってことなので(笑)でもテストやレビューは品質を上げるためには間違いなく大事ですよね。
テスターに向いている人とエンジニアに向いている人は、ちょっと違う気がするんですが、どんな人がエンジニアに向いているんでしょう?
村上:うーん、プログラミング技術やロジックに対して苦手意識がない人じゃないですか。
楠本:確かに、特にフロントエンドは技術を一生追いかけていかないといけないので、それが苦じゃないか?は大事ですよね。あと、フロントエンドってフロントエンドだけではダメな気がするんですけど、自分だけですかね。バックエンドがどういう実装をしているのかを追って、フロントエンドにどう返ってきているかまで把握できないと難しい気がしています。
長谷川:全部できるほうがいいのは確かですね。
楠本:最近、ordaras(オーダラス)の開発で各所でコミュニケーションを取りながら連携していく過程で、ようやくウェブアプリケーションの片鱗に触れているような気がします。
村上:楠本さんは他案件でもウェブアプリケーションの開発をしていたと思いますが、それまでAPIに触ったことはあったんですか?
楠本:REST APIは触ったことがありました。ただ101での最初の案件はGraphQLだったので、なんだそれはっていう感じで、初めてで最初は全然わかりませんでした……でも今は……
村上:今はバッチリですか?
楠本:いや、やめてください(笑)でも抵抗はないというか、どっちがきてもいいかなっていうくらいには鍛えられたと思います。
コーディングする上で大切にしていること
長谷川:正しく実装することですかね。例えば、UIコンポーネントをコーディングするなら、UIコンポーネントの持つ特性を失うことなく、正しく実装するというのを大切にしています。
楠本:アプリケーションやウェブサイトとして正しい振る舞いをするかが重要、ということですよね。
長谷川:そうですね。「マテリアルオネスティ」という思想があるんですが、ウェブ上でも何かを模倣するのではなく、それ本来の姿であるべきだという矜持を持っています。
楠本:なるほど。僕はそういった確固たるものはないですけど、納期を守るとか、ちゃんと動くものを作るとかっていう基本は大切にしています。
楽しかった、印象に残っている仕事
村上:楽しかった……うーん、なんだろう。あ、でもある案件で試合画面のPoCを担当したんですけど、あれは楽しかったですね。
楠本:何が楽しかったんですか?
村上:あの時は単純に手元で試合の記録ができるということに感動しましたね。それまで担当していたのは、NFTや決済関連、サイトのテストなどが中心だったので。
楠本:なるほど。アプリっぽいものがウェブで動くのに感動したっていうことですね。
村上:そういうことです。
楠本:長谷川さんは何が楽しかったですか?
長谷川:何事も真剣にやれば楽しいという考えがあるので、そういう意味ではどの案件も自分なりに真剣に取り組んだつもりで、全部楽しかったと思ってますね。
楠本:わかります。
長谷川:作業系以外はどの案件も基本的に楽しいなあとは思います。
楠本:僕もコードを書いていたらどれも楽しいです。結局どれもキャラクターが違うので、印象に残っている感じはしますね。
大変だった、難しかった仕事
長谷川:全部大変だった……一つもスムーズにいったものはないかな、全部です。
楠本:村上さんは?
村上:うーん、テストパターンが多すぎて大変だった案件はありましたね。テスト用のシートを作ったけど、ほぼ意味がなくなってしまいました。
楠本:そうでしたね。どの画面のことなのか、ページが多すぎて分からなくなってた。同じフロアでコミュニケーションを取りながらやっていなかったら、終わっていなかったですよね。
村上:気軽に相談しやすかったですね。
楠本:ディレクターもいて、エンジニアもいて、テスターもいて。そういった意味ではリモートではなくて出社っていうのは大事なんだなと思いましたね。
村上:すぐに聞けるからレスポンスまでの時間を削減できるっていうのはいいですよね。
楠本:あまり聞きすぎると人の手を止めてしまうことになりますけど、本当にクリティカルなことをすぐに聞けるっていうのは良かったですね。
村上:それぐらいですかね。ダントツでした。
楠本:僕も基本的に自分の能力以上のものをやらせてもらっているので、分からない状態から始めることも多いです。自信を持って「やります!」っていうのは何一つないですね。とりあえず手を動かして調べることからスタートですからね。
挑戦してみたいこと
村上:バックエンドやフロントエンドはあまり関係ないですけど、強いていうのであれば、テストの自動化には挑戦したいですね。今は手作業と目視で全部やっているので、流石にきつくなるんじゃないかなと。将来的に考えたら、自動化を進めておいたほうがいいんじゃないかなと思います。
楠本:うんうん。どうですか、長谷川さんは?
長谷川:全然思い浮かばないですね。できていないことがたくさんあるので、まずはそれを埋めることが中心ですね。挑戦っていうのはあまり思い浮かばないですね。
村上:楠本さんはありますか?
楠本:僕はちゃんとウェブアプリを作りたいですね。1から10まで全部。
村上:バックエンド込みですか?
楠本:もちろん込み!ちゃんとやりたいですよね。もったいないじゃないですか、バックエンドだけしかできない、フロントエンドしかできないっていうのは。できる範囲なのか、自分にその能力があるかは分からないですけど、もったいないと思います。
村上:エンジニアは、可能ならば他の範囲もやれるようになったらいいですよね。
これからの101をどうしていきたい?
楠本:あと5分になっちゃいましたけど(笑)、大きなテーマですね。まあでも、楽しく仕事していきたいですよね。
村上:雰囲気をより良くしていきたいですよね。
楠本:雰囲気を良くしていきたい、それは一番ですね。
村上:よくしていきたいとか言いつつ、僕はずーっとPCぽちぽちしてますからね。ガムを食いながら作業しているので、話しかけづらいかもです(笑)
楠本:それ言い出したら、みんなですよ(笑)時折見せる、雰囲気の良さというか、ありますよね。
村上:終業後にみんな騒ぎ始めるやつですよね?
楠本:たまにあるよね。
村上:たまにありますね、はしゃぐ時が(笑)
楠本:そういうのもありつつ、就業中もいい感じの雰囲気で仕事できればと思います。どうなんですかね。人数も増えて、雰囲気はどんどん良くなってきている気がするので、継続して、ね。
村上:長谷川さんは?
長谷川:難しいですね、これから10年……?
村上:10年後も働いているような会社にするっていうのも一つの策かもしれないですね。
楠本:10年働きたくなるような会社を目指していく、ということで!